山形大学インクジェット開発センター

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活動Activity Information

インクジェットコンソーシアムT

活動内容

<YU-IJC-T-2025>インクジェット技術コンソーシアム 

 目 的:インクジェット応用の実用化に対し,インクジェット技術の要素(インク,ヘッド,基材)とプロセスの設計,評価,最適化方法を確立する。  

研究内容と研究スケジュール

サブテーマ番号

サブテーマ名称

研究内容

YU-IJC-T-2025-1

透明ヘッドによるヘッド内インク挙動の解析

(1)OCTシステムを用いて、ノズル内のインク増粘を定量化し、吐出挙動との関連性を解析する。
(2)流路内の気泡生成とインク脱気度の関連性を評価する。
(3)インク増粘と気泡生成に関して、インク循環の効果を可視化する。

YU-IJC-T-2025-2

高粘度インクジェット

(1)ヘッドを使った高粘度インクの吐出評価を実施する。
(2)高粘度インクのレオロジー特性を測定し吐出特性との関連性を調べる。

YU-IJC-T-2025-3

インク吐出の安定性・信頼性

(1)インクとヘッドの組合せにおける吐出特性と信頼性を評価する。

YU-IJC-T-2025-4

インク吐出への気流影響の可視化

(1)噴射条件に対するサテライト・ミスト生成の状況を可視化し、定量化を行う。

YU-IJC-T-2025-5

パターン形成プロセスの解析

(1)プリント条件(描画条件,基板処理,基板温度)の影響を解析する。
(2)インク組成(樹脂量,樹脂種)の影響を解析する。

YU-IJC-T-2025-6

シミュレーション

(1)OpenFOAMのシミュレーション環境へレオロジー特性(粘弾性等)を組み込む。
(2)液滴と気流の相互作用の解析により、ミストの発生と飛散のプロセスを明らかにする。
(3)シミュレーションWG活動を年4回開催する。
(4)ノズル乾燥による吐出不良のプロセスをシミュレーションで明らかにする。
(5)OpenFOAMと1Dシミュレータの統合環境を改善し、利便性を向上させる。

YU-IJC-T-2025-7

画像処理

(1)AIの援用による画像処理プログラム開発をワーキンググループで取り組む

YU-IJC-T-2025-8

新規インク技術

(1)EB硬化インクの評価環境を構築する。


「コンソーシアムT」の問合せ先

活動内容、年会費 、規約等の申し込みにつきましては、お問い合せページよりご連絡ください。

インクジェット全般

   担当:酒井真理 産学連携教授 E-mail : shinri.sakai<at>yz.yamagata-u.ac.jp        

インク関連

   担当:高橋茂樹 産学連携教授 E-mail : shigeki.takahashi<at>yz.yamagata-u.ac.jp 
   担当:高村真澄 産学連携教授 E-mail : masumi_takamura<at>yz.yamagata-u.ac.jp 




インクジェットコンソーシアムTの研究テーマ提案書(YU-IJC-T)

 研究テーマ番号

 YU‐IJC‐2022‐T

 研究テーマ名称

 インクジェット技術コンソーシアム

 研究目的

 インクジェット応用の実用化に対し,インクジェット技術の要素(インク,ヘッド,基材)と  プロセスの設計,評価,最適化方法を確立する。

 研究期間

 2022年4月1日から2027年3月31日まで

進め方,スケジュール

1.コンソーシアムでオープンに取り組む活動(コンソーシアムオープン領域)と,企業別に山形大学との間でクローズで取り組む課題(コンソーシアムクローズ領域)から構成する。
2.コンソーシアムオープン領域の年間活動計画(研究内容およびスケジュール)は,前年度末に技術委員会より提案し,度初に運営委員会で了解を得る。

     研究内容

    1.インクとヘッドの組合せにおける駆動波形による吐出特性の最適化
    2.パターン形成における基材およびその表面の影響
    3.乾燥プロセスの最適化



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